RX100買っちゃった
SONY Cyber-shot RX100 2020万/光学x3.6/ブラック
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2012/06/15
- メディア: エレクトロニクス
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自宅内とか公園とかでの普段の子供写真は、iPhone4Sが頑張ってたんだけど、youtubeでバスとか新幹線の動画を見せてたから、取り出すと子供に取られるように・・・。
そこで、いつでもポケットに入れてチャチャッと写真が撮れるカメラを物色。まぁFZ150とかK-xでも良いんだけど、ちょっと出かける程度に持ちだすには、やや大げさかな~と。
安物を買うつもりはなかったから、各社のハイエンドコンデジを検討。主には、G15、XZ-2、LX7、P7700、RX100あたり。やっぱ1インチセンサーは強い。高感度の強さは特に重要視してたから、いろいろ考えたけどRX100に決定。望遠端でF4.9て暗さは残念だし、RAWで見るとレンズ的にこのサイズは苦しいみたいだけど、ISO3200でも、個人的には実用範囲てのが決定的だったかな。ただ、LX7とかはF2.3だから、約2段明るいわけで、RX100でISO3200が必要な場面では、LX7だとISO800で撮影できるんだよね。で、studio shotで比較すると、LX7の方がややきれい。ただ、センサーサイズと画素数でRX100の方がバランスが良いかなと判断してRX100に。結果マルチショットNRも優秀だし、ちょっと動く子供でも使えちゃって良かったなーと。
あちこちで、2000万画素じゃなく、1600万画素程度に抑えて画素ピッチを大きくした方が良かったと書いている人もいて、確かにそれはそうかもしれないんだけど、大抵のユーザーはモニターでの縮小画像鑑賞、プリントもL版中心だと思うんだよね。2000万画素あることで、ノイズなどの荒さが見えにくくなって結果的に「きれい」なんじゃないかなと。さらに望遠の弱さも超解像ズームやトリミングで対応することで、結果的にクリアしようという思惑じゃないかなって。実際3.6倍ズームて、使ってみると短いなって思うんだけど、超解像ズームはなかなか優秀で7.2倍は個人的には実用範囲。結局、約200mmをF4.9で使えるってことになるんだね。望遠マクロの弱さも、超解像ズームである程度カバーできるし。
ソニーとしては、このボディサイズにこのセンサーサイズをのせるってことが一番だったんだろうなって。
これ以上のボディサイズにこの値段になっちゃうなら、マイクロ4/3とかNEXを買えばって感じだし。
この小さいボディにツルツル外装で、やっぱりホールディングは不十分。これはハクバのフリップグリップG2で対応。確かにレンズとグリップの間が狭いけど、だいぶホールディングしやすくなった。僕は手が小さい方だからいいけど、手が大きいとちょっとつらいかも。あと、ストラップはスプートニク2を購入。なかなかお気に入り。
とりあえずの不満点は、フィルターが取り付けられないことと、ホットシューがないこと、背面のコントロールホイールへの機能割り当てができないことってところかな。
殴り書きで文章にまとまりが無い感じだけど、全体的には大満足。
旅行とかには、FZ150とRX100の2台もちで、ほぼ必要な場面はカバーできそうだね。
リハビリテーションのための発達科学入門
リハビリテーションのための発達科学入門 身体をもった心の発達
- 作者: 浅野大喜
- 出版社/メーカー: 協同医書出版社
- 発売日: 2012/03/17
- メディア: 単行本
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そのうち雑感を。
イメージの科学
- 作者: 森岡周,松尾篤
- 出版社/メーカー: 三輪書店
- 発売日: 2012/05
- メディア: 単行本
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運動イメージや、視覚イメージ、体性感覚イメージなど、いわゆる「イメージ」を中心に、比較的新しい知見をもとにレビューしてる感じ。「自己」とは何か、何が「自己」を感じさせているのか、などここ最近のトピックが網羅されてる。
前知識が無い状態だと、やや難解な本かもしれないけど、読み込んでいくとそんなに難しい本ではない。ただ、事前の知識として森岡周の、「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」とか「リハビリテーションのための認知神経科学入門」とか「身体運動学」とか読んでおくといいかも。
個人的には、序章にかかれていた「概念が重要」みたいなところに、自分自身の安心感を持てた。僕自身が、6年間脳外単科の病院で働いて思ったことだったから。人間は刺激等価性という、ヒトだけに与えられた能力によって、複雑な社会性を持つことができた。角回や縁上回、前頭葉などのネットワークのなかで、感覚や運動は等価性を持つ。そのネットワーク上の問題点を見出せば、高次脳機能障害の真の治療法が見つかるんじゃないかと。今までは、対症療法に過ぎた。
そして、運動も行為に昇華すれば、それは高次脳機能の一つだと言える。僕らは目の前の運動を変えるだけじゃなく、社会における行為を創発できるようにしなきゃいけないんだと思うんだよね。そこへ向かうためには、概念の存在が最も重要じゃないかと。言語はあくまで一つのツールだと思ってるから、いわる認知運動療法からはちょっと距離をとってたんだけど、認知運動療法も変わってきてるのかな?
無からは何も生まれない。ヒトは過去を見ながら、後ろ向きに未来へ進んでいく。時間軸のなかに、私という自己を繋ぎとめていなければ、未来志向は生まれない。意図が生まれず、創発もない。
「間」と「概念」の相互作用、「こころの共有」から理学療法を展開していきたい。
『発達とは何か』 人見眞理
- 作者: 人見眞理
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2012/05/25
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人見眞理先生の最後の論文をまとめた書籍。
昨日郵便で届いてた。読まなきゃいけない本が何冊もたまっているけど、いつも通りの並行読みで進めていこう。人見先生のご遺志を、少しでも次代に繋いでいけるよう、僕らが頑張らなきゃ。