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錐体路と錐体外路の事情

錐体路て随意運動で錐体外路て不随意運動て習い方をしたような気もするし、そうでない気もする。おいらの錐体外路のイメージは巧緻動作だけど。んで、不随意運動てイメージがあるなら改めれってこと。補足運動野とか運動前野から運動皮質に運動が投射され、それが錐体路って下行路で筋に指令が行くわけだけど、その際、運動の調節とかフィードフォワード機構は錐体外路系によるものだよね。だから、錐体外路だって随意運動に関与しているってこと。
もうちょっと勉強ぽい事かいとくか。えーと、補足運動野ってのは自動運動に関与してて、つまり僕らは運動学習しているわけだけど、その学習の回路って言うのが運動前野→大脳基底核→小脳半球→視床→運動前野っていう閉鎖回路を用いてて、その運動パターンを記憶するのが補足運動野って考えられてるんだね。それに対して運動前野ってのは随意運動を誘発してると考えられてる。つまり、単に歩行をするだけなら、これは記憶された運動パターンによるものだから補足運動野から皮質運動野に指令がいくわけだけど、もし歩行してて目の前に障害物があったら止まるよね。で、左か右に避けるでしょ。これは、補足運動野に抑制がかかって運動前野から左右に避けろって指令がいくわけだ。で、補足運動野に抑制をかけるのが記憶作業部位としての46野になるんだけど、例えばこの抑制回路が障害されると、自動運動をいつまでも続ける、いわゆる保続や強制使用が出現するんだね。保続ってのは、何を見せてもやらせても同じ事を言い続けたり行ったりすることで、強制使用は一度櫛を持たせるといつまでも櫛の使用を辞められないことだよね。で、補足運動野が障害されると自動運動の記憶がなくなるわけだ。つまり、麻痺などが無いにも関わらず歩けなかったりする原因はここにあるんだね。さて、これは何に似てるかっていうと、パーキンソン病だよね。歩き始めの1歩目が出ないとか、目の前にビニールテープなどで線を引かないと歩けないとか。これは、補足運動野の機能低下によるものと考えられる。自動運動としての歩行は出来ないけど、地面に線を引くなど刺激を用い運動前野による随意運動を誘発してやれば歩けるんだね。
結局運動ってのは、随意運動と不随意運度ていう2つに分けられる物じゃないし、錐体路と錐体外路のみによるものでもなく、それぞれが独立してるものでもないんだよね。