ヒトリゴト

数年放置のヒトリゴト

カートリッジ訴訟 キャノン逆転勝訴

今めざましテレビで見たんだけど、逆転勝訴しちゃったのかよ。まぁ、うちはエプソンだから構わないんだけど、ん〜これってどーなのよ。ようやくリサイクルカートリッジが大手家電売り場で大きな面積持つようになって、一般的にも認知されてきたのにこれじゃ縮小してっちゃうじゃん。エプソンに飛び火しませんように…。
http://www.asahi.com/national/update/0131/TKY200601310295.html

プリンターのインクカートリッジの特許を持つキヤノン(本社・東京都)が、使用済みカートリッジにインクを再注入した再生品の販売禁止などを求めた訴訟の控訴審判決が31日、知財高裁大合議部で言い渡された。篠原勝美裁判長は特許権の侵害を認め、販売会社に再生品の輸入・販売禁止と廃棄を命じるキヤノン全面勝訴の逆転判決を言い渡した。販売会社は上告する方針だ。

・古い記事「キヤノン、再利用インクカートリッジに関する裁判で控訴」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2004/12/24/682.html

キヤノン株式会社は22日、リサイクル・アシスト株式会社を相手取ったインクカートリッジの再利用に関する特許訴訟について、8日の判決を不服として東京高等裁判所に控訴した。
この裁判は、リサイクル・アシストが使用済みのキヤノン製インクタンクにインクを詰めなおし、中国から輸入販売をしようとしたことに対し、キヤノンが特許侵害を申し立てたもの。キヤノンは「消費者が無価値の使用済み品として廃棄した本件インクタンク本体を用いて被告製品を製造する行為は,新たな生産である」とし、リサイクル・アシストに対し、インクタンクの輸入および販売差し止めと賠償を請求していた。
リサイクル・アシストは、特許侵害が認められたかつての「使い捨てカメラ事件」(消費者が詰め替えできない構造だった)と比較し、インクタンクの構造から「ユーザーが繰り返し使用が可能な構造」としてリサイクルの正当性を主張した。また、株式会社エコリカの製品、詰め替え用インクの販売、回収ボックスの存在などを例に出し、インクタンクにおけるリサイクル販売の普及を主張した。
東京地裁は8日、インクタンクの構造などを検討し「原告の請求は権利の濫用、特許侵害に当たらない」との判決を下し、キヤノンの訴えを棄却している。