今日の本
- 作者: Michelle H. Cameron,渡部一郎
- 出版社/メーカー: 医歯薬出版
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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(9/10)
僕は学生時代、教科書指定になってた?かどうかは忘れたけど、その本(なんだか忘れた;)には興味を示さず、この「EBM 物理療法」を買いました。組織の炎症のことや疼痛、筋トーヌスなどを説明した後、物療それぞれの解説に入ります。EBMというだけあって、非常に内容は専門的です。理学療法士に果たして、これだけの内容が必要かと言えば…必要ありません。器具が使えれば良いという場合は、標準PTシリーズの物理療法で十分だと思いますが、それ以上の内容を求めるならコレしかありません。物療の本て、あまり積極的に新刊が出てないように思うのですが、この本は2版をちょっと前に出して、しかも安くなっちゃいました。勉強したいなら、お勧めです。
ちなみに、ウチは脳外の急性期だけあって?物療はほとんど使いません(牽引とホットパックくらいだな〜)。それでも病院に持って行って、いつでも見られるようにしてます。それだけ総論部分の内容も充実してるってことかな。
- 作者: Stefan Silbernagl,Florian Lang,松尾理
- 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
- 発売日: 2003/02
- メディア: 単行本
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(9/10)
PTは病理を知らなさすぎる…と某病院の先生(バイザー)に言われました。学校の病理学で使った教科書は系統看護の病理学だったと思う。この本は、今思えばイントロダクションにもならなかった。素人が最初に読む本としてはありかもしれないが、医療従事者が病理学を学ぶにはあまりにも不十分。そのことには学生時代にも気が付いていたようで、シンプル病理学を購入し、こっちをメインに使っていた跡が随所に見られます(マーカーとか引いてあるし)。
そんなこんなで購入したのが、この「カラー図解 症状の基礎から分かる病態生理」でした。カラーの図が多く非常に見やすいのが一番で、内容は簡潔に、多すぎてもいないし少なすぎてもいない。自分のレベルには、まずこの位がちょうど良いかなと思ってみたわけです。医療従事者が病理学を学ぶイントロダクションとしては最適な一冊だと思う。これ以上の内容を望めるようになったら…なんだろ?
絵でみる脳と神経―しくみと障害のメカニズム (JJNブックス)
- 作者: 馬場元毅
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2001/06
- メディア: 大型本
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(8/10)
とにかく安い。分かりやすい。
そんなに深い内容ではないけど、イントロダクションとしては十分な内容でこの値段。中途半端な中枢神経系の本を買うくらいなら、この本で十分。PTS1、2年くらいでもなんとか読めるんじゃないかな?最近はあまり読み返したり、改めてこの本で勉強したりってことはないけど、実家に置いてこなかったことがこの本の良さを物語ってるかと。んでも、あくまでイントロダクションね。
- 作者: 原一之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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(-/10)
持ってません;
書店で中を見て、図譜が結構きれいだったから「ヒトの脳」じゃなくてこっちにしようかと一瞬悩んだ(安いし)。脳の解剖が分からないんだけど、なんか良さそうな本は無い?ってSTの新人に聞かれた時に、この本を勧めてみた。ただ、伝導路関係はあまり詳述してないみたい。