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弛緩麻痺って何で起こるの?

今更だけど疑問に思ってみた。錐体路やられるとなるって、この前PT勉強会のケーススタディで先輩PTが言ってたけど、よくよく考えたら上位からの抑制が外れるから痙性になるんじゃんね。錐体路徴候は痙性麻痺じゃんね。なんで伸張反射まで消失するの?
とある本(どれだったか忘れた;)を読んでみると、急性期に弛緩麻痺を呈して徐々に痙性麻痺へと移行するって書いてあった。んで、その機序は不明だってさ。ん〜。
別の文献(JOURNALOFCLINICALREHABILITATIONの2004年のどれだったか)を読んでみると、運動野(4野)のみを選択的にやられると弛緩麻痺を呈するって書いてあった。錐体路って1/3は運動前野からの線維、1/3は運動野からの線維、1/3は感覚野(3,1,2野)からの線維って、minor textbook 生理学に書いてあった。んで、錐体路から直接α運動ニューロンにシナプスする線維ってほんの数%なんだって。ほとんどは介在ニューロンにシナプスするんだって。その介在ニューロンてのが全て抑制性なのか、あるいは興奮性のものもあるのか、そこが今のところ分からない。
仮にα運動ニューロンにシナプスする線維は全て運動野からのものだとすると、抑制性の介在ニューロンがほとんど残った状態で随意性が無くなるわけだから、弛緩してもおかしくないかも。伸張反射の場合は…ん〜、抑制優位になるせいで出現しないとか?その辺を詳しく知りたくて、Rexedによる脊髄灰白質の層分類を今勉強中。あんまり詳しく載ってる本を持ってないんだけど、何とかカーペンター 神経解剖学に載ってた。伸張反射による感覚線維はⅣ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅸあたりに向かうみたいなんだけど、Ⅳは感覚路として上行する線維、Ⅵ、Ⅶは抑制性介在ニューロン…だったかな?Ⅸは…まだ読めてないや。
ん〜、運動の主役は錐体路ってイメージを今まで植え付けられるような授業を受けてきたわけだけど、確かに錐体路は運動のスイッチを入れる働きを持っているんだろうと思うけど、実は錐体外路が運動において重要なんじゃないかと思ってみた。まぁ、どっちも重要なんだけど、錐体路が主役ってわけではないんじゃないかと、そう思い始めた。なんか新しい知見とかどっかにないかな〜。


もう一個気になってるんだけど、痛覚が麻痺してたら屈曲逃避反射てどーなんの?残るの?消えるの?脊髄反射だから残りそうだなと思うんだけど。。。そーいえば、評価実習で「バビンスキー反射と試みた所、屈曲逃避反射が出ました」て書いて提出したら、マリー・フォア反射だって直されたことがあったな。
ん〜、反射関係はもっと詳しく勉強しないとな。臨床で実際に患者さんの身体状況に当てはめて考えようとすると、思ってた以上に分かってない。。。精進します。