アフターダーク

アフターダーク

アフターダーク


読了。
なんだか恐ろしく淡々とした小説だったなーと。村上春樹っぽくないとかなんとか言う批評は、とりあえず個人的にはどーでも良いことで、読んでいて面白かったか否かが重要なんだけど、まぁ、微妙。量的には少ないし、一気に読めるんだけど、もう一度読もうとは思わないなー。一人称?が得意の「僕」ではなく「私たち」になってるんだけど、この「私たち」には読者が含まれてるのかなーと。映画とかドラマのカメラアングルみたいに、空の上からぐぐぐっとデニーズに寄って、そこにマリがいて、高橋がやってくる。アルファビルへ移動、白川の場面。エリはずっと眠っている。
ただ或る街のアフターダーク(深夜から明け方)を描いてるだけって感じかな。そこには何か意味があるとか、そんなことじゃないのかなと(ところどころに、アメリカナイズされた台詞回しはあるけれど)。村上春樹ファンにとっては非常に物足りないのかもしれないけど、個人的には有りだと思うよ(有りということと面白いと言うことは、また別)。