ヒトリゴト

数年放置のヒトリゴト

登山四日目

起床。風が強い。槍の上での朝日は断念。それでも東側の岩の上(絶好のポジション)に座り朝日を待つ。日が昇る。非常に美しかった。槍と朝日というレイアウトが良かった。そしてここでも脱いで写真を撮る。テントに戻り、余韻に浸りつつ支度をし、槍に別れを告げる。槍沢を降りる。初めは雪解け水のようなチョロチョロとした水の流れが、その後梓川となる。横尾から上高地迄の道のりは面白くなかった。この辺はもうレジャーというか観光地。明神池の近くのなんとかって小屋で信州リンゴを食べる。青リンゴの味がした。ついでだからと明神池を見に行ったが有料だったので、外からジャンプして見る。小梨平のキャンプ場までの道のりは距離以上に長く感じた。疲れた。テントを張り、カッパ橋の方へ行く。穂高には雲がかかっていた。ソフトクリームを食べた後、食堂でご飯を食べる。皆、あんなにご飯はもういい、飽きた!!!って言ってたのに、頼んだのは全部ご飯もの。なんじゃそりゃ。夕方、テントの中で地図を開き、いろいろ語る。次は、燕、常念岳縦走か、穂高縦走にしようと話していた。僕の心は「つぎこそ穂高」て感じだった。そして、槍ヶ岳登頂の満足感と、悪天候のおかげで行けなかった穂高への思いをしまい、眠りにおちた。