半側空間無視

先日の脳卒中プログラムの中で半側空間無視という問題が厄介だったわけですが、個人的にはテスト結果に出ない程度のものだし訓練の中で無視側を意識させていけば問題ないだろって思っていました。確かに集中した中では意識が無視側にも行きやすいわけで、車の運転など複数の刺激が入力する中で十分意識がいくかというと自信が持てません。中枢が傷害されているわけだから、統合解釈認知という能力が落ちていることは否めないわけで、比較的軽視していたのが今では多少恥ずかしいわけです。
発表ではすべての班が半側空間無視に対してのプログラムとして、視覚と体性感覚を利用したものとなっていました。しかし、統合解釈認知という部分が落ちている方に果たして視覚と体性感覚の同時入力というのはどうなのかな?と疑問。文献でも、視覚、触覚、聴覚を統合しながら認知することが必要と書いてありましたが、これはどこまで出来るかが問題です。だったら、まず視覚を遮断してみてはどーでしょう?つまり閉眼状態で体幹を傾け、今どの程度傾いているかを言ってもらうのです。つまり、深部感覚のみにアプローチするわけですね。これも一つの手段だと思います。当たり前に開眼状態で鏡を用いるとか思いこみはいけませんね。反省。ただ、視覚情報というのはバランスを保つうえで重要な要素です。フィードバックの大半は視覚情報によるものだったような気がします(間違ってたらすまん)。だから、閉眼すると身体動揺が激しいとか、それも一つの評価ではありますがリスクは避けるようにしないといけませんね。

↑補足
上記閉眼の方法は半側空間無視に直接的にアプローチすると言うよりも間接的なものであると考えます。つまり、視覚的な座標軸と深部感覚的な座標軸を統合させる能力が落ちている&座標軸自体がずれていると言う状態で、まず深部感覚的な座標軸を正常に戻していき、そこに視覚的座標軸を合わせていこうというものです(という個人的解釈です)。